また、4/12・13の余震後の電気・上水のライフラインの復旧については、3/11の大地震の復旧活動が進んでいたこともありまして、3月の大地震からの復旧よりも早い期間で復旧が進みました(電気・市水は1週間以内に復旧しました)。
ここで、4大要素のうち③の一部がクリアーされました。同時に、ユーティリティ、プロセス設備の点検、修繕も並行して進めましたが3月の大地震の際に点検・修繕の知見から、その時よりも早い期間で進めることができ、4大要素のうち①と②のがクリアーされました。
今回、工場の設備等の復旧、電気、市水等の復旧は進みましたが、一番遅かったのが工業用水の復旧です。ようやく、復旧活動最後の要素である、工業用水がいよいよ4月25日の週に通水試験することとなり、4大要素のうち③の最後がクリアーされ、通水確認後、安全確認が取れたラインから生産が再開されました。
工場稼働に必要な4大要素が最終的に全てクリアーされましたのは震災から2ヶ月経過した5月11日です。この日に全面生産再開となりました。